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<卒業する利用者さんからのメッセージ>

この度就職が決まり卒業される利用者さんからのメッセージです!


皆さん はじめまして
チャレンズに通い出して
1年7ケ月を過ごしております
利用者のT(40代)です


ボクがチャレンズに通い出した
きっかけからお話させて頂きます


母との別れから、ほぼ外出せず
週6日、訪問ヘルパーさんに食事や自宅の掃除を頼み
引きこもりの日々を送っておりました

 

それから半年が経ち
通院している神経科クリニックで
チャレンズのリーフレットを見つけました

何でも、昼食が提供されるとのことと
宅建の講義を受けられることが魅力となり
行ってみようかと

然るに
訪問看護師さんや支援専門員さんに相談したのですが
お二方とも『Tさんの様な、社会経験を長らく踏んで
来られた方が行く様なところでは無い。』と
反対されるのです・・・


しかし、ボクは
見学だけでも、と
恐る恐る
一昨年の9月29日、チャレンズに電話をしました

すると、優しそうな女性の声で
(後から大変お世話になることとなる、精神保健福祉士さんでした)
『明日は、ご都合如何でしょうか?』とお聞きになられたので
明日、伺う旨をお伝えしました
『若しも、場所がわかり難い様でしたら、京橋駅までお迎えにあがります』
とまで仰ってくださいました

そして、翌9月30日
チャレンズの玄関を潜ると
社会保険福祉士さんと、精神保健福祉士で、後に宅建の講義を
してくださることになる施設長さんが面談してくださり
約半年、通院以外は外出していない等の旨、お話しますと
『是非とも、明日から此処へ通ってください!』と

正直、見学だけ・・・と思っておりましたのに
翌日10月1日から、ボクは
チャレンズへ通うことになったのです

 

当初、先述しました、訪問看護師さん等は
『就労移行支援事業所だから』と言う理由から
反対されていた訳なのですが

実際、チャレンズに通ってみると
不動産物件の概要書の作成や
軽作業を行い

これが時間を経つのを忘れさせてくれ
ボクはチャレンズに通うことが楽しく
ある意味、生き甲斐になったと申しても過言ではないかと

何より
楽しかったことは
グループワークと呼ばれる
他の利用者の方々と
いろいろとお話出来たことが
特に印象深く思い出されます

それと
チャレンズには
チャレンズワークと言う
就労継続支援A型の
所謂、A型就労事業所も併設されており

ボクは、其処で一生懸命に働かれておられる方々に
非常に感銘を受けました
ボクと同様な、様々な障害を抱え乍らも
本当に皆さん、懸命に就労されておられるのです

その様な皆さんのお姿にも
大変勇気付けられました

そして
ボクより少し後に
通所される様になられた
同じ利用者で、机を並べて、色々と一緒に
物事をされてらっしゃった方が
非常に、見事に、努力家でらして
企業見学に行かれたり、企業実習に行かれたり

ボクはその方のお陰と言っても良い程
大きく影響を受け
自分自身が励まされ

この度
また、一介の社会人として
社会復帰し
令和5年3月末日を以って
とうとうチャレンズを卒業し
4月1日からは
ビルの清掃スタッフとなります

これからの不安は当然に沢山ありますが
無理をせず、就労してみるつもりでおります


4ケ月間くらいは、うつが酷く
週に2、3回しか通所することが出来ない時も
ありました

そんな時も、膝を並べ
ボクの話しを熱心にお聞きくださった
職員の精神保健福祉士の女性他
沢山の職員さん方々が寄り添ってくださり
大変お世話になりました

今となっては
非常に嬉しく
有り難く存じ上げております

 


若し
ボクの様に
心に重く悩みを抱えておられたり
ひきこもりがちになられておられる方は

是非一度
チャレンズの戸を叩いてみて欲しい、と

ボクは思います

 


最後となりますが
ボクの拙い文章
ご一読くださいましたら
幸いに存じます


T 拝